2014年07月
2014年07月08日
変わらなかった部分
弁護士キム・ソクジュとしては一貫したものがあった、、、
ただ、幼き頃に感じたトラウマのフィルターを通したか、否かで、、、善と悪に変わった
おーーーーまた変な事を言っている管理人~☆
クールソクジュが基本、、、好きな人ですから、私(笑)
結果的には記憶喪失前後で全く違う弁護士になったと言える。
でも、別の観方から考えると、全く変わっていない部分もある、、、。
どんな時も弁護士キム・ソクジュは、真実を包み隠さず話すように言葉を掛けます。
殺された財閥2世にも、、、殺人犯に仕立てられた女優にも、、
言葉としての表現は違います。財閥2世には「俺にまで嘘をつくな」と
最後の依頼人ジン・ジンホには「私の知らない事が、まだあるとでも」と、、
依頼人から真実を話してもらうというのは当たり前に感じるでしょうが、
ジユンが少年の弁護で大きな学びをした際にに、こんな事を彼は言います。
依頼人が話す全てが真実とは限らない。
依頼人を信じる事は大切だが、真実を話してもらう努力をしないとならない。
このジユンにも語った「真実を語る努力」を一貫して貫く弁護士の姿がいい。
そして、どんな困難な時も救いの道を模索するんですね、彼は、、、。
これはジョンソンが拘束された際に「待っていて、、方法を探すから」と
、、、ジン・ジンホ会長が拘束された際も同じように励まします。
そして、事実、方法を探す、、、、、
その方法が全然ワイルドじゃないし、ロマンティックでもない(笑)
弁護士らしく、事柄を整理し、そして生きる道を探し依頼者に選択させる、、、
それがーーーどうしたーーーーな話題で申し訳ないっ。
ただ、キム・ソクジュと言う人間は記憶喪失前はガチガチに固まった個性で
変わりようもない人間が、記憶喪失で変わって行く、、、、
その人間としての姿が常に変化していた気がする、、、。
多分、今も、そして次の瞬間もNewソクジュに生まれ変わっているのだと思う。
そういう人間の変化の様子をドラマで感じると、案外と疲れる事が多い、、、
予想せずに振り回される感じとでも言おうか、、あまり私は得意ではない。
ところが今回のソクジュに関しては、そういう変化は感じず、、、、
その要因が弁護士としての本質部分は記憶喪失前後で本当は変わっていない。
そういう揺るぎないコアな部分の存在なんだと思うのです、、、。
結果的には大きな違いを確かに見せた、、、、のも確かだが、
ソクジュの変わらなかった部分について書いてみた。
2014年07月07日
自由気ままに記す
初めに、、、自分の想った通りに記すだけのブログですので、、、
全く個人的見解とお断りしておきます、、、、
記憶が戻っているんじゃないですかね、、、ソクジュさん
ははは(笑)
爆弾発言過ぎますよね。
韓国記事をどんなに読んでも、記憶は戻らなかったで統一されています。
ですので、こんな感覚を持ったのは私だけだと思います(笑)
まっ、こんな人もいるのね程度でお読みください、、、
で、どこで、そう感じるのよーーーーーですよね(゚∀゚)アヒャヒャ
①こんな話は、もっと早くしてくれればよかったのに
「釣りに行来たくなかった理由がそれか」、、、と軽く言うソクジュですが
ソクジュにとっては母親への思いも含めて自分の生きてきた人生の大部分を左右した
父との出来事、、、、こんな軽い問題じゃないはずで、
「自分が作った心の敵と戦っていた」と、この問題を既に消化し、父を思いやる
ソクジュの姿から、記憶は戻っているのではないかと感じる。
②もう1つの葛藤が生まれていたのではないか?
これは、「こんな話は、もっと早くしてくれればよかったのに」を受けての
父の言葉になります。
もう1つの葛藤って?
これは、父への反発心から冷酷な弁護士になってやってきた事柄を全否定する葛藤と
いう事になると思います。これは、この後にヨンウ会長が副会長に話した
労働組合を苦しめるシステムを構築したのはソクジュだったと言う話と繋がっている。
そんな気がします。
ここでソクジュの葛藤を感じさえしないから新たなソクジュである気もするが、、、
どうだろうか。
③何で表情がそんなに暗いのですか?
車に乗り込んでからのソクジュの会話です、、、
その後、シーンはヨンウ会長に移り、ヨンウ会長も気分が落ちているヨンウ会長になる。
その繋ぎが「少し暗くて、少し気分が落ちている」ならいいのだが、
ソクジュの父親は、余りに聞き分けのいいソクジュに違和感を感じての
表情が暗いのではないだろうか。
彼が幼少期に感じた事を、説明も弁解もせずに生きてきた父なのだと思う。
でも、「なんだ、、そんな事」的に通り過ぎる事柄ではないと思うのだ。
いくら時間の関係でと言っても、よくよく観れば最終話も脚本家が描きたいと思った部分は
贅沢に時間を使った映像の中での父と息子のシーンの省略、割愛は考えられない。
意図して、こんなにあっさりと八ッピーエンド風に作ったが、それを納得させるには
やはりソクジュの記憶が戻り、敢えてその事を父には伝えず、全ての事を消化したとしか
思えないのだ。
、、、、、、、、、記憶が戻っても、戻らなくてもキム・ソクジュは、何も変わらない。
それでいいのだけれど、上手く言えないけれど、彼の記憶が繋がっているように感じる、、、
だから親子のラストシーンは笑顔ではなく、真っ直ぐ続く見通しのいい道なのだと思う。
感謝☆
これから私に何か起こらない限りは、もっと努力します
ゴールドリッジに狙われて殺されても不思議じゃない状況の中で
この事務所でジョンソンと会う?
そんな突っ込みはしたらいけないかしらね(笑)
こんな電話から2人のシーンは始まりました、、、、
こんな時間にどうしました?
ただ会いたくて、、、食事しましたか?
この会話で「花よりも美しく」のインチョルとミスを思い出すのも管理人くらいかと
5話でミスが「ご飯食べた?」とインチョルに言うのですが、今まで誰にも
「ご飯食べた?」などと言ってもらった事のないインチョルは感激するんですよーー
その「ご飯食べた?」とは少し違うけれど、このソクジュがいいんだなーーー
不足の愛が大好物の管理人としては、ソクジュの
「これから私に何か起こらない限りは、もっと努力します」よりも
「ただ会いたくて、、、食事しましたか?」の方がキュン度が高い気がする。
で、ジョンソンがやって来る、、、、
私的には、ソクジュがゴールドリッジに命を狙われ殺される可能性を聞き及んでも
その部分の説明不足か、私の理解が足りないからか実はピンとこない、、、。
しかし、このシーンは、、、ソクジュが「これで死んでしまうかもしれない」と思ったらと
強くインプットして観ると、衝撃的なシーンだ。
自分が、これで死ぬかもしれないと思った時、最期にしたい事、、、、
「それがジョンソンに会いたい」だったなんて、今まで、そんな気持ちになった事など
なかったのよね。こんな危機的状況になって行きついたところが、
ソクジュは本当の愛を求めていたーーーという事に誰もが驚くし、誰もが納得する。
普通は自分が会いに行かない?大体、盗聴されている可能性がある危険な場所に
ジョンソンを呼ぶ?いや、、ジョンソンから来たの?どうでもいいやっ、、
でも、こういう精神衛生上有難いシーンを良く入れてくれたと感謝したい。
こんなシーンを観ていると、その後のソクジュも、その後の2人も描かれていないけれど
なんだが安心していられる、、、。
ベバのように、マエストロの行く末を心配し彷徨う乙女を出さない為にも
こんなシーンを入れて下さったと感謝したい☆
ジン・ジンホに関わる顛末
ジン・ジンホと言う人間、、、
フラワーホールに挿したお花が、こんなに下品に見えるのも珍しい。
母の日のような真っ赤なカーネーションみたいで(笑)
フラワーホールの始まりは、1936年に在位したイギリスのエドワード皇太子が
花を入れだした事だと言われています、、、
フラワーホールと言うと「私に嘘をついてみて」のカン・ジファンを思い出すーーー
結構、、可愛かったのに☆
どこをどうするとジン・ジンホの下品さが出るのかしら不思議だ。
そこが狙いなわけで、、、、
そして、更に驚きなのがジン・ジンホを演じるイ・ビョンジュンさんは
「破壊された男」を視聴なさった方はご記憶に有るかと、、、、
韓国の俳優さんって凄い、、としみじみ思わせてくれます。
さてさて、、、ジン・ジンホ会長の破天荒さはエピソードが沢山ありましたね。
・ヨン・ドンゴル主席部長検事が寝返ったとゴルフ場での密会写真を
破産部に送りつける
・ヨンウ代表を労働組合から背任罪で告訴させる、、、、
これの事実を聞いた時のソクジュの驚きの表情、、、くっ(笑)
・流動性危機を招いた為に ゴールドリッジにコンサルティングを依頼したく
内部資料を見せたが、コンサルティング料が高額で診断は受けたが
コンサルティングは諦めた、、。
その結果、会社内の状況を把握したゴールドリッジが買収してきたと主張
しかし、、、秘密保持の契約書はチャ・ヨンウ法律事務所に抹殺される(笑)
・チャン・ヨンウ法律事務所はワークアウトする際のアドバイザー
ぺクトゥ香港とぺクトゥ日本の繋がりを知っているのはチャ・ヨンウ法律事務だけであり
ゴールドリッジがその継ぎ目を切って掛かって来た事から、ゴールドリッジと
チャ・ヨンウは繋がっていると思っている。
しかし実証は何もない。
さて、ここまでのジン・ジンホ会長の裁判での主張はこちら、、、、
ぺクトゥグループは韓国の企業です
ちょっとした外勢投資資本と悪徳法律事務所が
結託した悪巧みに悩まされているだけです
国内債権団の90% 全債権団の60%が
私ジンジンホの単独経営に同意すると言う同意書を提出するようにします
回生申請案を棄却してください、、、ということであった。
そこで、ソクジュが提案できる最善の事がぺクトゥジャパンの株式を
フジヤマビールに価格を下げてでも売却し、ゴールドリッジへの債務を返済する、、事。
この直後、ソクジュが法定管理控訴審を担当することになったのを
ヨンウ会長が知りますが、、、穏やかなヨンウ会長なのですよね。
ヨンウ会長が怒りモードだったのは15話為替レートの控訴審で負けた直後くらいで
心の中と相反して穏やかだから不気味さが香るのだろうか、、、。
ソクジュが担当弁護士と知ったチャ・ヨンウ法律事務所の対応の速さ!
ジン・ジンホ会長に詐欺罪で告訴(既に横領罪でも告訴済み)
ゴールドリッジの件で損益を穴埋めするために銀行に融資を受ける審査の時に
粉飾決済帳簿を使用した、、、、と
一方のソクジュは、何も魅力のないぺクトゥ香港をゴールドリッジが買収するのが
不自然だし、時期を同じくして韓国のぺクトゥ債権を購入した、、、、
ジン・ジンホ会長がゴールドリッジとチャ・ヨンウ法律事務の繋がりを疑うのも
全く間違った話ではないと感じ始める。
そして仕掛けた、、ソクジュ!
ゴールドリッジ香港でぺクトゥ香港の買収に関わった人物から、「ぺクトゥ香港は
長期的投資目的で、中国進出を狙って購入」と聞き出すが、この事から
ゴールドリッジが嘘をついている事を確信する。
付き合いのいいソクジュさん、、、何気に横領罪の刑事裁判でも弁護する
しかし、チャ・ヨンウ法律事務から送り込まれた腹違いの兄の証言で
横領罪で拘束されるジン・ジンホ会長☆
横領した3億5000万円をソクジュは大きな企業をしていると
仕事上で色々と使う金額で、個人的な支出ではないと主張するが
腹違いの兄の「去年、3億5000万円もらった」との証言であっけないジン・ジンホ。
でも、ぺクトゥグループの経営権放棄で毎年かなりな金額を受け取っていたと
証言した腹違いのお兄さん、、これも裏金よね、、、、
うわーーーー証言と引き換えに税務調査とか来ないのかしら!
あっ、チャ・ヨンウ法律事務所が関われば政務調査なんて止められるか(笑)
第一、チャ・ヨンウ法律事務の依頼で証言に来たお兄さんですもの、、、
腹違いとは言え、兄弟そろって欲深くて下品なオジサンだわ。
そして拘束直前に控室で「ここで倒れてはいけない。」と励ますソクジュ、、、
法定管理の控訴審に勝てば、執行猶予で出てこられるので
拘束は長くて6か月と説明し、会社の資金調達予定表から考え
毎月の利息を6か月から1年分を準備できれば、再生可能と受け取られ
法定管理から脱することが出来ると説明するが、1か月分も準備できないジン・ジンホ
ここで初めて、、、、労働組合の力を借りましょう、と
そして会長が居なくてもぺクトゥグループが正常な経営をが出来る事を証明する為に
新しい経営陣を推薦させる
ソクジュからの条件は、頭が良くて欲のない人で責任感もある人、、と
3条件を兼ね備えた人に「ホン・ジュンギ」と読みあがるジン・ジンホ会長、、、
よくあるお名前なのかしら、、、ベバのクラリネット担当の獣医さん!と同じお名前。
しかし、こんな時まで自分の欲でぺクトゥグループに未練たっぷりのジン会長。
自分が出てきた時に会社だけは元通りにしてくれという会長の条件のもと
ジン会長の株式の20パーセントを譲渡すると、、、、、
会長はソクジュに譲るから会社を守れと言ったつもりが、ソクジュからは
労働組合に20パーセントの株式譲渡との覚書を書かされるジン会長
「労働組合?」とは聞くものの、その言葉の意味する事が理解できない会長。
でも、ソクジュが20パーセントの株式譲渡を要求したのではなく、会長からの
提案はラッキーの一言だ。
労働組合の力を借りるには願ったりの交渉素材を手に入れたソクジュの方が
ジン会長より数段上手であった、、、
チャ・ヨンウ法律事務所では腹違いの兄を送り込んだだけではなく
フジヤマビールに手を回し交渉を決裂させる、、
これは、ジン・ジンホなど眼中になく、ジン会長が拘束される事で
キム・ソクジュがこの件から手を引く事を狙ったものである。
また、労働組合家族にメッセージを送り、家族から切り崩す、、、
ジン会長の覚書と透明性のある経営を目指し、労働組合と交渉。
新経営陣は6か月分の利息調達の為に労働組合に対し
給与の30%カット6か月(1年後から減給分は返金)を願い出るが
余りいい返事は貰えない。
ジユンの父が労働組合委員長と知り合いという事で再度話し合いの席で
労働組合幹部を家族に持つジユンの言葉が委員長に響いたのか
ゴールドリッジ側から既に手が回っており、会長が拘束された後の経営権と
解雇をちらつかせ労働組合を不安に陥れている事を知る。
いつ出れるかな、、、、、
組合との交渉が不調で、協力を得ることが出来ない状況を聞くジン会長に
拘束されたまま会社を取り戻す事と、解放されるが会社は奪われる
どちらがいいか?
と究極の選択を突き付けるソクジュへの迷いに迷ったジン会長の答えは
会社を守ってくれ、、、、数か月なら我慢できる
自己犠牲も無ければ、欲も捨てられないジン会長なのですね。
ある意味、取るべき方法が無くなったソクジュは、自分がゴールドリッジに
関わった資料を探し続けます、、、、
そして、「ぺクトゥ香港の債権を全て買い集めろ、、後は韓国で同時進行する」と
チャ・ヨンウ法律事務副会長からの指示と、会長の「その通りに進めてくれ」の
音声データを発見。
ソクジュ自身が音声データの中で、「デリケートな件だから」と会長に確認を
入れる内容の為、万一の事を考えデータを保存していたとしか考えられない。
そして、、、ここですよね、最大の見せ場は
この音声データをどんな風に交渉手段に使うのだろうと思ったが、
想像もしない方法だった。
腹違いの兄を証人に仕立てたのも、その他の妨害工作も
チャ・ヨンウ法律事務所である事は、ソクジュは当然ながら知っているわけで、、、
でも、ソクジュの狙いはチャ・ヨンウ法律事務ではなく姿の見えないゴールドリッジ。
ゴールドリッジに直接交渉しても不調に終わり、命を狙われることは明らかで
ならば賭けに出たソクジュであろうと思われる。
ゴールドリッジとチャ・ヨンウ法律事務の密接な関係を示す録音データを盾に
チャ・ヨンウ法律事務に自分を守らせる、、、
命を狙われるとは、行き過ぎじゃないかと思っていたところでパク・サンテが登場し説明
「ぺクトゥグループに関わったゴールドリッジ幹部が退職後に殺害された、、」
ソクジュもゴールドリッジとチャ・ヨンウ法律事務所の関係を知った1人として
ゴールドリッジのターゲットとなる、、、
その関係を言わずとも悟り危険な役目を担ってくれる友人の存在が有難い。
チャ・ヨンウ法律事務所は音声データ原本を探し回る、、、
法定管理控訴審最終審理の日、、、
ぺクトゥグループの経営権が目的ではなく、幾らかの利益を求めただけで
ゴールドリッジとチャ・ヨンウ法律事務所との関係が明らかになる方が
大きな損益になることを知っているから、ヨンウ会長がジン・ジンホ会長に交渉にでる
拘置所から出してやる、、、
キム・ソクジュ抜きでジン・ジンホ会長に直接交渉に乗り出す、、、
ジン・ジンホという人間の本性を知りつつ、ソクジュのトラウマとジン・ジンホを
衝突させる目的で、、、キム・ソクジュはジン・ジンホのような依頼人を嫌うと確信して
直接、火花を散らすとも違う、、、、
ジン・ジンホを介して心理戦のような交渉を繰り広げる2人が面白い☆
キム・ソクジュ自身がどれ程つまらない人間の為に努力して
どれ程、無価値な犠牲をしたのか感じるのも
残りの人生を生きるのに良いでしょう
そして、ジン・ジンホ会長はチャ・ヨンウ法律事務の交渉に乗るんですね、、
面会に来たソクジュにも態度を一変する、、、
これがヨンウ代表がジン・ジンホの身体を借りて与えた罰だった。
、、、、、でも、既にソクジュは新しい人生を歩み始めていた。
そこには、ジン・ジンホの変化に無価値な犠牲を思い悩むソクジュはいなく
弁護士としてぺクトゥグループ経営正常化の為に交渉するソクジュが居た。
この時、彼の背中を押したのは間違いなく労働組合の命がけの交渉、、、
裏帳簿を差出し、労働組合と透明経営をするのであれば
裏帳簿を焼却することを約束、、、。
こんな切り札を見せられたジン・ジンホ会長はソクジュから
チャ・ヨンウ法律事務所を窓口にしない事、会社を助けるか
自分を助けるか二者択一を迫られる、、、、と。
えーーーー突然、一件落着☆
このドラマはホームドラマでしたっけと聞きたくなるようなBGMが流れた時は驚いたが
その後にぺクトゥグループが新体制でスタートする事からも、ジン・ジンホ会長が
チャ・ヨンウ法律事務所を断り、ソクジュを窓口として一本化し、更に
自己欲を捨て、会社を救う道を選んだという事になるのかと思います。
描かれていませんが、、、と言う事はジン・ジンホは未だ拘置所ということかも。
この「改過遷善」は事件の結末や裁判の行方がストーリーのメインではありませんから
ぺクトゥグループに関する話は結末をかなり見せてくれた部類かと思います。
忘れない為に16話をジン・ジンホを中心に記すとこんな感じだろうかーーーー
2014年07月06日
助けた理由
キム・ソクジュが最後に守ったのはジン・ジンホ会長ではなく、労働組合の権利であった。
当初、ジン・ジンホ会長の依頼を引き受けたソクジュの頭に労働組合の存在は
全くと言って程、なかったと思われる。
ラスト、、、ヨンウ会長によって、合法的に労働組合を苦しめ、企業経営者の権益を守る
システムを構築したのがソクジュ自身と言うのは、私的には驚きと言うほどでもなく、
「まあ、、、そうでしょうね、、、」という感じであった。
韓国記事等では「今のソクジュは記憶を失う前の自分が作ったシステムと戦い、
これからも自分が作ったものと戦っていくのだ」的な評もるが、私の中では
今の彼の取り組みが改過遷善そのものであると言う証と理解した。
さて、労働組合に目を向けるのはジン・ジンホ会長との流れも当然あるが
この事がソクジュの心に大きく響いたと私は感じる。
為替レート事件の際に中心人物であった被害社長の自殺、、、
社長の死を父親から知らされたソクジュの呟き、それに対する父の答えが深い
人が死ぬような問題ではないと思っていました
民事訴訟だし、残念で悔しいけれど
ただ、お金の問題だと思っていた
ある人には希望で、ある人には生存の問題だ
なんとなくね、、、「人が死ぬような問題ではないと思っていた」という言葉を
ソクジュから聞いた時に、少しショックだった。
そうなんだ、、、そこに響いていなかったんだーーと。
過分に依頼者を重く感じ取り組む弁護士、あの時にジユンのような弁護士も
ある意味で心配だが、ソクジュの場合は何かが欠落していたんだな、、と。
しかし、記憶喪失をきっかけに新しいソクジュになった事で、いいソクジュとして
完璧に出来上がった感を与えておいての、この展開は面白い。
良く言えば人間味を感じる、、悪く言えば、この年齢でその事に気が付かない
人間ってどうなのよーーーという感じだろうか。
でも、以前のソクジュなら父親の言葉も響かなかっただろうし、
当然、労働組合を助けることもしなっかったと思う。
それは、パク・サンテにも指摘されるシーンがこちら
ジン・ジンホ会長と何かが合わないソクジュがパク・サンテ弁護士に愚痴ります
記憶があったら、あんなに普通に何でもないように事故を起こす依頼人は
引き受けなかったはずだ。
まあな、今までのお前は普通じゃなくて、忍耐力なかったからな、、、
それを知ってて引き受けさせた?
お前が覚えていないだけだ
以前ならレート商品に勧誘した中小企業なんて、お前は相手にしなかった
一生かけて集めた財産を簡単に何も考えずにそんな危険なものに加入したって
欲は多いのに、何も考えないからそうなったと言っていたと思う。
慣れろよ、、新しい人生に
ジン・ジンホ会長が拘束前に書いた労働組合への株譲渡の誓約書、、、
これを書かせた際のソクジュは、ジン・ジンホ会長のぺクトゥグループを救う
1つの手段としてしか捉えていなかった。
その後ろの本当の弱者の存在さえ気が付かなかった、、、
労働組合との調整、交渉に活躍したのがジユン、、、
彼女のよさって、こういうところよね、、と最後になって見れた事が嬉しい。
明確なジユンの将来の弁護士像は描かれることは無かった。
「検事になりたい」と何度か言っていたジユンだが、最終話に来て
やっと弁護士として落ち着いた感が感じられ、この先も弁護士として歩むのだろうと感じた。
ジユンのお陰も有り、労働組合が自分達を守る交渉の資料としてぺクトゥグループの
裏帳簿をソクジュに差し出す、、、
その事が、ヨンウ代表にひっくり返りそうな事態を収めたのも印象的であった。
流れに従ったら、労働組合の希望と光をソクジュが切り開いた、、、
そんなニュアンスが正しい気もするが、これが新しい人生を歩き始めたソクジュが
労働組合を助けた顛末である。
個人的には、流れ着いたという感覚が好き。
声高に「弱者の為に」とソクジュに語られては、真実味が薄れる気がする。
なぜならば、彼は今、依頼者の心の叫びが何であるのかに気が付いたのだから、、
ソクジュは、こんな風に彷徨いながら、この先も歩んでいくのが似合う気がする、、、。
☆追記☆
後で読み返して、「こんな風に彷徨いながら、この先も歩んでいく、、、」の
「彷徨う」のニュアンスが伝わりにくいかなーーと。
ベバのマエストロ・カンの「彷徨う」とは明らかに違って、ソクジュの「彷徨う」は
思い悩むことはあるけれど、ジョンソンが拘束された時に「なんとか方法をさがすから」
と言ったように、考える事で前に進むことが出来る。そんな人間ような気がする。
だから、この先のソクジュの心配もいらない、、、
この人は、悩むことはあっても、自分で解決して前に進んでいく姿が見える気がする。
そんなソクジュの悩む姿を「彷徨う」と表現してみた。