2014年08月27日

夏休みの感想文、、のようなもの


「ベバ」が漫画になり、はじめて「オヤジズム」という言葉を知った。
オヤジズムとは、

40~50代前後の、いわゆる「オヤジ」をテーマに、
さまざまなシチュエーションの恋愛模様が展開される漫画シリーズです。
DJやコンビニ店長、デザイナーなど様々な「オヤジ」たちに、
主人公の女性(あるいは男性?)がその魅力ある大人の包容力で癒され、
優しさに包み込まれ、恋に落ちていきます。

こんな風にwebでは説明されて言います。
言葉と言うより、月刊電子コミックのタイトルでもあるわけで、「月刊OYAJISM」と表記されている。
アラサー女子がターゲットで、タイトルは「女子たち!オヤジに恋しろ!!」
この時点で、私、、、、資格なしである。
コミックが想定したターゲットからすると登場する男性は「オヤジ」であっても
私にとっては年下という複雑な関係が成り立つ。

だからなのか、、、「オヤジズム」と言う言葉がピンとこない。

この「月刊OYAJISM」に「ベートーベン・ウィルス」が掲載されていなければ
「そういうのも有りだよね」で通り過ぎた気がする。
でも、「ベバ」が扱われたら素通りできない性格☆

「ベートーベン・ウィルス」を扱ってくださった「月刊OYAJISM」さまにも
また、描かれている先生、遡れば「ベバ」を見つけてくださった関係者さまにも感謝である。
漫画としての「ベバ」から、ドラマの「ベバ」に、、、そしてマエストロ・カンに
魅せられる人がいないとも限らない。
放送から随分と時間が経過し、静かな「ベバ」の世界になりつつある中に
新しい風を吹き込んでくださる、、そんな刺激に感謝しないわけがない。

さて少し前になるが、「ベバ」の漫画をご紹介したサイト様はいくつかあったと
記憶している。
webではない水面下では話題に上り、お喋りの題材になっているのかもしれないが
webで感想を記す人がいないも不自然、、、のような気がする。
多分、ベバ好きの多くの人は無料お試し部分は読まれているのではないかと
想像するが、どうなのだろうかーーー

無料お試しは作品の紹介もあり、読者獲得のための大切なものだと思う。
ドラマである「ベートーベン・ウィルス」の観方、感じ方は、本当に人それぞれで、
同じベバ色は存在しない。それでも私のような未熟者のJewel Time Galleryを
見守ってくれるような大人がベバ好きには多い気がする。
でも、今回の漫画に関しては見守るというスタンスとは違う雰囲気を感じる。

漫画の「ベートーベン・ウィルス」は、ホン姉妹が「原案」、そして「漫画」として
漫画家の先生のお名前が記されている。
「原案」と「原作」って違うんですよねーーー
webで調べると、元作品に一定程度忠実に漫画にした場合は「原作」。
 設定の一部だけ又は、ストーリーの一部だけを使い、残りの部分は
オリジナル部分の多い場合は「原案」
って事は、私の愛すべき「ベートーベン・ウィルス」とは違って当然なんだ。
そう思って読むべきものらしい、、、、。

だから、多少のストーリーのずれを突っ込むつもりはない。
だが、無料お試し部分を拝読する限り、彼はマエストロ・カンではない。
私自身、「マエストロ・カンって何者?」、、、こんな気持ちだけで突っ走り
ブログを立ち上げ、ベバに関する記事を600以上記しても
未だに彼が何者なのか。そして、彼の魅力を的確な言葉で表現することが
できないでいる。
、、、それに、漫画家の先生と私のマエストロ・カンの受け取り方が違うと
いうこともある。

でもね、、、、それにしても、彼は悔しさの中でヴァイオリンを弾くルミちゃんに
いきなり声をかけたりしない、、、と思う。
その後、ルミちゃんに対しタクトを振るのだが、、、、
ええ彼は街で、見ず知らずの酔っ払いと思われている女性にタクトを振らない
、、、と思う。
そして、素通りして、苦々しい顔で「ベートーベンが嘆き悲しむ」と嫌味を込めた
独り言はあっても、まるでナンパのように、見ず知らずのヴァイオリニストに
「ベートーベンが嘆き悲しむぞ」とは決して言わない、、、、と思う。

このシーンの続きは私の場合はレンタル(レンタルシステムは代金40円)で拝読した。
ルミちゃんはマエストロのタクトに導かれた自分の音に驚き
「自分でもこんな音楽が奏でられる」とある意味、感動するのだが
これって、草原で「Nella Fantasia の世界にようこそ!」と両手を広げ
草原の風も音も香りも感じさせてくれたシーンでルミちゃんが感じた気持ちと同じ。
彼女は音楽に導かれて、マエストロを理解し、彼にひかれて行ったと思う私としては
漫画冒頭でのこのシーンに、これじゃラブストーリーになっちゃうじゃない、、と思うのだ。

事実、漫画のベートーベン・ウィルスはジャンルとしては
ラブストーリー / 少女マンガ / ラブコメ / オヤジ / 俺様・S彼  になっている。
そっかーーーー
それにタイトルも「ベートーベン・ウィルス~ふたりの天才(カレ)と恋愛感染~ 」と
いう事は、漫画のベートーベン・ウィルスはドラマとは全く違うと思って拝読するべき
ものであるようだ。
これも好みだと思う。ベバのラブラインの不足に不満足を感じていた人がいるならば
「有りあえる」漫画であるに違いない。だが、私自身はベバに限ってはラブラインの
不足がいいのだと思う人間で、不足の愛だからこそ、すれ違いざまに手を握り
去っていく男が愛を感じさせるのだと思う。そんな人間にとっては「有りえない」と
言うよりは全く異次元のものと思うべきである。

タイトルから推察するに、彼女はマエストロとゴヌの間でラブストーリーを
繰り広げるに違いない。
私、ダメなんだなーーーそういうの。
Jewelでも記したことがあるが、ルミちゃんがマエストロに揺らいでマエストロを
好きになったのは私の中では許せる。でも、そこで何かのアクシデントが起こり
再びゴヌの元に戻ったり、、、そんな事態にベバが発展していたら、
私は間違いなくベバ堕ちしなかったのだ。
遡ること、、、かの有名な「冬ソナ」も2人の間を行ったり来たりするユジンが許せず
私の中の「冬ソナ」は全編の半分くらいで完結している。

こういったコミックの場合は読者は気持ち的にヒロインに重なり疑似恋愛している。
そんな気持ちになることもあるでしょう、、、。
この漫画版ベバもルミちゃんの身体と精神を借りて「「女子たち!オヤジに恋しろ!!」
なのではないかと思う。
でも、、、ベバって、そういうのではないような気がしてならない。
2人の切なさがいいのだと思うけど、、、どうなんでしょうか

無料立ち読み以降でレンタルして拝読した部分は、実はドラマに完全に
忠実ではないけれど、立ち読みできる無料お試し部分のように驚くような
ストーリー展開はしていない。
ドラマで現在のマエストロが出てくるのは1話ラスト、、、。
私自身は1話のDVDを見返すことは非常に少ない。そこには興味がないというか、
そんな展開で漫画としては読者の心を掴むのは大変かと思ったっりーーーー
お試し部分で読者の気持ちをつかみ、その先を購読してもらう為に頑張り
すぎたんじゃないかなー。

ベバを初めて知る読者さまには「こんな感じね」とドラマとは違う世界を
受け入れることでしょう。
でも、ドラマを知っている人間にとっては無料お試し部分に限って言えば、
「違うでしょ」と拒否反応を示す人がいないとも限らない。
その最大の要因が「顎クイッ」をするマエストロだと思っている。
この漫画を描くにあたり、作者さまは色々と調べられて当然なわけで、
大切な冒頭部分に、ドラマと全く繋がりのないマエストロの行動を持ってくるとは
考えにくく、カットシーンとしてベバ堕ち乙女の心を今でもつかんで離さない
「もう泣くな」と言いながらの顎クイッシーンを頭に浮かべて書かれたのではないかと思う。
それとも漫画の世界では鉄板ネタなのだろうか。仮にそうならば、
顎クイッではなく、異次元のマエストロの壁ドンを見たかったと思うのである。

「顎に力が入っている」と冷たく言い放ったとしても、顎クイッを街で出会った
ヴァイオリニストにすることは絶対にないーーーーー
マエストロ・カン
マエストロ・カンはーーーー絶対にやらない

ドラマでの顎クイッは何故にカットされたかは明らかになっていないけれど、
私自身はマエストロ・カンの世界から一線を越えたシーンであったからと思っている。
漫画として考えた場合、男性が女性に顔を接近し顎クイッは普通の事かもしれない。
でも、ベバは違う。
ラブラインなんて皆無に近いのに2人の愛を感じさせる、、、そんな世界なのだ。

少し厳しい感想かもしれない、、、
もし、この記事が作者さま、或は関係者さまがお読みになることがありましたら
ドラマの「ベートーベン・ウィルス」を心から愛する人間にも、
「これ、、、有るよね」だったり、
「マエストロ素敵だった」と思わせてくれる漫画になる事を期待しております、、、
愛すべきドラマを扱って頂ける、また新たなベバを感じる機会を頂けた幸せを
更にキュンキュンさせる幸せに変えて頂ければ、この上ない喜びです。
ベートーベン・ウィルスに多くの人が感染しベバ堕ちした要因は沢山あるが、
最大の要因はマエストロ・カンを演じた俳優キム・ミョンミンの演技にあることは明白で、
でも、漫画では彼の演技力に頼ることは出来ない、、、
キャラクターに新たな息吹を吹き込み、どれだけ魅力的な姿に変えるかは
漫画家の先生の力量にかかっていると思います。どうぞ頑張ってください。

以下、漫画を拝読して思った事を箇条書きで、、、、

■1話■

■マエストロの鞄のデザインが酷似していて、「おーーーマエストロだ」と思った。
 でも、いきなり地面に鞄を置いてタクトを出すけれど、地面に鞄を置くイメージが少ない。
 (ルミちゃんに指輪を渡す時くらいかなーーー)
 それに、マエストロがしゃがむの珍しくない?

■ロマンスを路上で弾くルミちゃんに
「ロマンチックじゃない「ロマンス」なんて最低最悪だな」とマエストロが言いますが
、、、ゴヌなら「ロマンチック」にと言っても、1話のマエストロには「ロマンチック」の
言葉は存在しないでしょう。

■夜中にバイオリンを弾いている人と苦情があって、警察官ゴヌが駆けつける。
 ね、、、ねね、、、、ゴヌは停職にならないとダメよね。
 ゴヌや~はやく問題を起こして停職しちゃえーーーー

■ルミちゃんの漫画のイメージががキツイのかな。
「私のオーケストラを、、、作る」と言われると、これまた厳しい。

■マエストロの漫画の絵は、好みで「好き」「嫌い」が分かれると思う。
 先日Jewelで「魅惑の顎」について扱ったのもあるが、顎のとんがりって
 あんな感じが一般的なのかしら?
 どこかが年齢以上に老けて見える一方で、どこかが年齢よりも非常に若く感じる。
 この先でガビョンさんが登場するのだが、顔が似ていて「おーーーハラボジ」と
 叫びたくなるが、ガビョンさんも何処かが若いんだなーーーと。

■マエストロのスーツって私も今どきのスーツを着せてみたいと思って画像加工をしたけれど
 マエストロらしさはクラシカルな正統派のスーツなんだなーーと思う。
 でも、何気に普通の人が着こなせない合わせ方をしていたりするのも魅力の1つと思う。
 
■マエストロ、ゴヌ、ルミちゃんの描き方は、全く新しい世界なのだと思う。
 だけど、ヨンギさんやガビョンさんのお顔は酷似して書かれていらっしゃる気がする。

■ルミちゃんは指揮者として「あの時の指揮者と、もう1度」とどこかで思って
招聘するのだが「あの人も呼ぶこともできた」かーーーー
 どっちにしても、「最低な指揮者」とすぐに思うのだろうけれど、初めにマエストロの
 指揮者パワーを実感しちゃうと、話が複雑にならないかしら、、ね。


■2話■

■ストーリー的にマエストロが登場するまでは我慢の2回なんですよね。
 
■ゴヌの音に惚れて楽団にルミちゃんが誘う、、、
 でも地下鉄の印象的なシーンはないのが残念。

■マエストロが空港から外にでてカメラはローアングルから撮影する
 誰もが「マエストローーーー」というシーンは描かれていないのよね。
 その代り、空港出た後にルミちゃんとどうやって出会ったのか、、、、?
 そんな空白の時間?
 空港の外で会う2人という展開は面白かったーー。
 こんな風に描かれなかったシーンでストーリーを繋いでくるのは新鮮に感じた。