改過遷善2話
2014年05月06日
女の振る舞い
俺が一番嫌いなのが加害者が被害者の振りをする事だ。
2話冒頭から法律事務所内はキム・ソクジュとジユンの関係で持ち切り。
この2話は1話ラストとは別の日である事は衣裳から分かります。
その間、キム・ソクジュは法律事務所内でスキャンダルと噂されることには気にせず、
一方のジユンはトイレでも「ジユンってどんな子よーー」的な噂話を聞くと
気にしないわけにはいかない。
これ、ジユンはキム・ソクジュとの関係云々よりも、1話ラストでの主張も同様ですが
この法律事務所を辞めさせられることが心配でならない様子、、、
しかし、この2人の醸し出す雰囲気が面白いし、ドラマを和ます。
ここで、キム・ソクジュにとってジユンが加害者なのに被害者ぶったかを振り返ると、、、
加害者は振り返るまでもなく、友人の頼みで結婚式会場でキム・ソクジュにワインをかけ
自分のマンションに連れて行った、、、。
これはジユン自身がマンションの防犯カメラの映像から確認済みですので、
本人の認識も有るかと思われます。
それが、スキャンダルによって、社内に噂をひろげているのがキム・ソクジュで
「あなたにとっては何もダメージもないでしょうが、私にとっては会社を辞めさせられるかと
心配でならない。
そうやって自分の地位を利用して噂を広げ、私を仲間外れにするのなら、
出るところに出るわ」といつの間にか被害者の立場になる。
実は、ここでもジユンは何故に社内の人が知る事になったのか気が付いていない(笑)
しかし、加害者なのに「私は悪くないーーー」と被害者ぶるのは、自分も含め
女の得意とすると事なんだよね、、、と思ったりもする(笑)
で、ソクジュが「噂して回ったのはお前だ」とキッパリ告げるのだ。
そして、「スピーカでの通話に気が付かない未熟さ」と「多くのクライアントの前で
恥をかいたのは俺なのだから、二度と俺の前で被害者の振りをするな」と言い放つ。
私自身は、ベバのマエストロ・カンが好きなこともあり、こんな普通でない男、、
世間で冷酷とか言われても、結構好き!
なんなら記憶喪失になって善人になることなく、ヒールを貫いてもらって良かったくらい(笑)
このヒールの時点のキム・ソクジュって面白い。
面倒な女と突き放すこともできるし、ただのインターンとして必要以外の会話を
する必要は本来は無い。だが、こんな事を彼女に言うのだ。
「お前がスキャンダルの悲劇のヒロインの様に振る舞えば、そういう扱いしか得ない。
誠実にインターンらしく振る舞えば、それなりの評価を得るはずだ、、。
どの様に扱われるかは、自分の態度次第だ、、」
これも視聴者それぞれの受け取り方次第ですから、、、
「正論」と思う人もいれば、「ジユンを大人しくさせる事で事の終息をはかり
自分に利益をもたらす、、酷い奴」と思うか、、、
cookpine at 09:17|Permalink
真実の追究と依頼人の利益
法廷内での弁護士キム・ソクジュは普段のキム・ソクジュよりも声のトーンが少し高い。
なのに「ここぞ」という言葉を引き出した時は、低くゆっくり、、、
そんな声や様子を感じるのも楽しみの1つかもしれない。
こちらのシーン、、、、
2014年3月24日 被告人パク・ドンヒョンは被害者チョン・ヘリョンを
釜山ホテル1717号室に呼びつけ強制的に性的関係を結んだ強姦の疑いで
起訴された刑事裁判になります。
すみません、、
全く「裁判」とか「弁護士さん」たるものを存じませんので、その辺の事をご承知おきの上
お読みいただければ幸いです。
1話でのキム・ソクジュが被告人パク・ドンヒョンに事件の状況を聞く際に
相手のチョン・ヘリョンが「嫌だ」と拒んだ事実は知ってはいる、、、。
日本では弁護士法第1条1項には「弁護士は、基本的人権を擁護し、
社会正義を実現することを使命とする。」と定められています。
このような使命を、依頼者のために法的なサービスを提供することを通して
実現していく姿が弁護士の姿と理解されています。
なんだか、、、この刑事裁判シーンを観ていると弁護士にとって
真実の追究と依頼人の利益とどちらが大切なのかと言う壁にぶつかる。
ドラマ内では証人として被害者チョン・ヘリョンの恋人イ・ドンミンを弁護側が買収し
被害者を精神的に追い込んでいく、、、
被害者チョン・ヘリョンをホテルまで送り、待っていた恋人イ・ドンミンに
「彼女が可哀相で腹が立って無意識のうちに手が出ていた」と
顔のあざは自分かもしれないと証言させる。
ここまではよくある気がする、、、でも、ここからが凄い
被害者チョン・ヘリョンが淋病である事を診断書で示し、恋人イ・ドンミンは彼女にうつされ
、、、だから、チョン・ヘリョンの乱れた男性遍歴を裁判官に印象付けるのだ。
それだけではなく、裁判前半部分から「合意」があった証拠として、以下の主張を
弁護側は繰り広げる、、
・何年も恋人で合意による性交だった。
・チョン・ヘリョンが2012年7月から毎月1000万ウォンの金を受け取っていた。
(2013年12月で受け取り終了)
・被害者チョン・ヘリョンが自撮りして被告人へ送った裸の写真
・被害者チョン・ヘリョンの家庭環境(父はアルコール中毒、兄は失業中)で
経済活動で収入を得る唯一の人間であった為、1000万ウォンの収入が絶たれ
経済的に困窮している。
この4つの弁護側の主張に関しては、弁護側としては当然なのですよね、、、、。
裁判に於いて弁護士は依頼者の利益を考え、依頼者の法的権利実現することが
大きな仕事であるのですから、、、
しかし、それでも法曹倫理に則っての依頼者の利益を守るべきだと感じる。
パッと視聴する分にはテンポも有り面白い裁判シーンではあるけれど
日本語にて理解し、自分で噛み砕くと重いシーンかもしれない。
何しろ、この裁判がきっかけでキム・ソクジュの運命が変わって行くのですから、、
そして、この先、この依頼人の利益をどんな手段を使っても優先するキム・ソクジュの姿と
正反対の弁護士として正義の名のもと真実を追求する姿になるのでしょう、、、。
被害者を精神的に追い込んでいく、、、
被害者チョン・ヘリョンをホテルまで送り、待っていた恋人イ・ドンミンに
「彼女が可哀相で腹が立って無意識のうちに手が出ていた」と
顔のあざは自分かもしれないと証言させる。
ここまではよくある気がする、、、でも、ここからが凄い
被害者チョン・ヘリョンが淋病である事を診断書で示し、恋人イ・ドンミンは彼女にうつされ
、、、だから、チョン・ヘリョンの乱れた男性遍歴を裁判官に印象付けるのだ。
それだけではなく、裁判前半部分から「合意」があった証拠として、以下の主張を
弁護側は繰り広げる、、
・何年も恋人で合意による性交だった。
・チョン・ヘリョンが2012年7月から毎月1000万ウォンの金を受け取っていた。
(2013年12月で受け取り終了)
・被害者チョン・ヘリョンが自撮りして被告人へ送った裸の写真
・被害者チョン・ヘリョンの家庭環境(父はアルコール中毒、兄は失業中)で
経済活動で収入を得る唯一の人間であった為、1000万ウォンの収入が絶たれ
経済的に困窮している。
この4つの弁護側の主張に関しては、弁護側としては当然なのですよね、、、、。
裁判に於いて弁護士は依頼者の利益を考え、依頼者の法的権利実現することが
大きな仕事であるのですから、、、
しかし、それでも法曹倫理に則っての依頼者の利益を守るべきだと感じる。
パッと視聴する分にはテンポも有り面白い裁判シーンではあるけれど
日本語にて理解し、自分で噛み砕くと重いシーンかもしれない。
何しろ、この裁判がきっかけでキム・ソクジュの運命が変わって行くのですから、、
そして、この先、この依頼人の利益をどんな手段を使っても優先するキム・ソクジュの姿と
正反対の弁護士として正義の名のもと真実を追求する姿になるのでしょう、、、。
cookpine at 15:12|Permalink
弁護士インターンではなく女として
言いたい事は?
上官は質問しインターンは答える、、、
俺はパク・ドンヒョンの弁護士で、彼らのクライアントだ。
正義の味方がしたいならばお前はこの会社から出て行き、あの女の弁護に付け。
ジユンにとっては、キム・ソクジュのやり方が理解できない、、、
「被害者の事は考えないのか、、、」
言葉には出さなくても彼女の考えは、そうだったに違いない、、、。
そして、ソクジュも彼女の考えている事、感じた事が分かったに違いない。
もしかすると、若き日の弁護士ソクジュの姿はジユンの姿のようだったのかもしれない、、
そんな事を想像させるシーンである。
さて、仮にジユンが単純に「被害者の事は考えないのか、、、」と思っていたならば
弁護士インターンとしてはいかがなものかと思う。
でも本当に駆け出しの新人さんに、この矛盾は大きいに違いない。
本来、弁護士は刑事事件に於いて、被告人(依頼者)の側から「真実を明らかにする」のが仕事。
また、彼女が方法、手段が許せないならば、違う弁護士事務所に行くべきだと思う、、。
しかしながら、被害者が自殺未遂をし病院に駆けつけ、女性検事に
「検事さんのようになりたい」と言うジユン、、、
ドラマだから、こんな正義を貫くインターンがいてもいい。
と言うよりも、いてもらわないとドラマの展開が行き詰まる(笑)
でもね、、、、やっぱり、「気になる」と言う理由で弁護側のメンバーが
勝手に被害者の病院に行き、検事さんに「謝りたいんですって」と紹介されるのはどうだろうか。
う、、、ん、これは有りえなく無いですか?
被害者さんは新人女優さん、、、裁判にも自殺未遂しても1人って。
そして駆けつけた検事さんは事件で去って行き、弁護側のインターンと2人って変じゃないですか。
ジユン 合意しなかったら、、あの人たちには勝てません
要求するだけくれると思います。
ヘリョン いくらなら強姦していいといえるのだろう
女性なのに、ヘリョンの痛みが分からないのと叱責されそうですが、私的にはそのことよりも
ジユンが弁護士である前に女性としての気持ちを前面に出して被害者を思いやり行動した事が
弁護側の弁護士としてはどうなんでしょう、、、と思うだけで。
それも独断行動ってチームで動く人たちにとっては迷惑な存在でしかない。
そして、ジユンは合意請求人として合意の窓口に検事から指名される。
その中でジユンの要求は
・心からの謝罪
・失った名誉回復
・残りの契約期間
・適切な補償
まるで強姦の被告人がキム・ソクジュであるように正義を貫くジユンであった。
でもさぁ、、、私なんかは正義とはかけ離れた人生を送って来たような人間ですし、
キム・ソクジュも言うのですが「いつからチョン・ヘリョンの代理人になった?」と
私もジユンに聞いてみたい心境だ。
でもジユンにとってはラッキーだった(笑)
この弁護士事務所は手段は問わず、解決できればOKなわけですから、、、、
という事で、余り細部には突っ込むなという御叱りを受けそうですので、
このシーンはここまで
cookpine at 17:00|Permalink
ジェットコースターに乗って3話へ
「潔い記憶喪失後」で私はこんな事を呟いた。
久々に韓流のジェットコースターに乗った気分である、、、と
そのジェットコースターに乗った感覚の1つが、こちら
いくらなんでもチョン・ヘリョンがパク・ドンヒョンを殺しちゃいますか?
いやーーーービックリしました。
ね、、、そりゃキム・ソクジュ先生もビックリですよね
こんなキャプを見ているだけで面白い!
これも俳優の演技力が有ってのもの~☆
さてさて、そして問題の記憶喪失になる事故がこちら
こんな建築現場があるなんて危険じゃないねーーーー
よく韓流ドラマには交通事故が付き物で、さらに記憶喪失も「えーーーまた」の世界ですから
このドラマでも定番の交通事故からの記憶喪失かと思った。
でも、これってバイクの人に襲われたのでしょうか?
ヒール弁護士が善人の振りして誰かを助けようと交通事故に遭遇するなんて展開は
絶対に避けたいと思っていたので、個人的には恨みからバイクで襲われて
建築現場で偶然事故に会ったの方がキム・ソクジュらしくていいと思う。
この指の動きを見ただけで、「はやく3話がみたい」と思った管理人です☆
cookpine at 17:33|Permalink