改過遷善6話

2014年05月16日

「改過遷善」第6話感想



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「改過遷善」第6話感想ということで、言葉の理解が足りない状態での感想ですので
その辺をご承知おきくださいませ、、


やっと静かな状況からドラマが動き始めたかなと言う感じで、言葉が分からなくても
ラストのチョン・ヘリョンへ向けた表情(TOPフォト)は素敵だったーーーー。
ヒールソクジュから事故による記憶喪失で自己を顧み茫然自失状態だった姿からは
どこか焦点があった姿に変化を遂げたと感じた。


ただ、やはり言葉の壁は大きい、、、
昨日、視聴した段階では
・茫然自失の状態からどうやって抜け出したのか
・チョン・ヘリョンを弁護しようと決断させた事(もの)
・財閥2世の秘書の目的は、、、裏の人と繋がってる?
こんな疑問がフツフツと(笑)


まっ、直後にあがってくる韓国の記事を翻訳サイトに丸投げすると
何となく分かる、、、いやかなり助かる翻訳機能に感謝だ。
とは言うものの、日本語字幕付きで確認して噛み砕いて理解しないと消化不良ある。


最大の私のひっかかりは、何故に皆でチョン・ヘリョンをそこまで気に掛けるのだろうか。
ド、、ドラマだからね、、、、それが正解だと思う。
何かリアルなドラマなのに、たまに余りにもリアルじゃ無さ過ぎると言うか、、、
だから韓流ドラマの面白さなのだという事は充分承知している。
担当検事、担当弁護士は分からないでもない、、でも、ジユンのチョン・ヘリョンへの想いは
肉親、友人ならばわかる。それならば、ずっとそのポジションでいて欲しい。
仕事に個人的感情を持ち込まれるのは、いささか違うと感じるのは私だけだろう(笑)
彼女はドラマの中で、ある意味「正義」の象徴なのだと思う、、。
でも、人間としての「正義」であって、弁護士の「正義」とは違うんだよね、、、、
感想を書いておいてですが、伝わりにくいと思いますが一応記してみた。


ソクジュに関しては、どうして彼女の弁護をしたいと思ったのかの外形は見えてきたが
詳しくは日本語付きを視聴してからの感想になると思う。
いやーーーそこ、大切な部分ですよね。
以前の裁判での事をソクジュはどんな風に受け止め、それでも彼女を助けたいと思った
最大の事柄が何なのかが明確にならないと、ここまで丁寧に描いてきたドラマが勿体ない。


韓国記事によれば、6話のソクジュはこんな事を言っています。


あなたが殺人したのが正しければ、あなたを助けることができない


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bandicam 2014-05-15 23-01-15-365


この言葉、1話で財閥2世に犯した罪について問うている言葉と比較すると興味深い。
罪と言うか、、事実はあったわけで、1話では合意の上か否かについて、、


ソクジュ 事実を言えよ、嫌だと言ったか?
2世    覚えていない、腹が立っていたからな

ソクジュ 嫌だと言ったか?
2世    あいつは嫌だなんて言える立場じゃないんだよ

2世    言ったからなんなんだ
ソクジュ という事は聞いたんだな

ソクジュ 俺にまで嘘をついたらダメだぞ、そうしたら助けてやれない
      嘘をついたら一貫性を失う、判事たちは見逃さないからな



ここ大事、、この変化は大切なソクジュの変化だと思う、、、
罪を犯してないと言うチョン・ヘリョンと、合意ではなく過失を自覚する
即ち罪を犯した財閥2世に対しての弁護士の姿が対照的なのだ。
この辺でドラマのテンポが上がるのを望む私としては、「このまま突き進め」と思う。
しかし、その反面、ソクジュにとっての「正義」ってこういう事なのかなーーと
このシーンだけを見ていると感じてしまうが、そこはドラマの推移を見守る事にしようと思う。













cookpine at 09:10|Permalink

2014年05月17日

点から線へ



5話の記事を書き終えてからと我慢した6話だが、日本語付きで視聴してしまった。
面白かった、、、文句なしに面白い。
このドラマが視聴率が伸びない理由が全く理解できないほど面白い。
そして、7話も韓国語が分からないまま多分視聴するが、このドラマは言葉の理解をしてこそのドラマだと思う。自分の想像を遥かに超えたテンポでストーリーは進んでいくのだ。


さて、、明日日曜日は忙しくて記事が書けないんだなぁ私。
視聴して気が付いたことをメモ代わりに記しておこうと思う、、。でも、根拠も何もない呟きですから。その程度で、あくまでも個人的感想と思ってください。何しろ、チョン・ヘリョンが殺人を犯したと思って「分からないチョン・ヘリョン」って記事まで書いてしまった女ですから、私。


木曜日にリアル視聴した際の疑問は以下の通りだった。
・茫然自失の状態からどうやって抜け出したのか
・チョン・ヘリョンを弁護しようと決断させた事(もの)
・財閥2世の秘書の目的は、、、裏の人と繋がってる?
この全部を書きたいのだけれど、今は時間がない(笑)ですので疑問を含めたメモということでお願い致します☆

チョン・ヘリョンは殺人を犯していない、、これは事実なのだろう。
では犯人は、、という事になる。殺された財閥2世パク専務の秘書が関係している事は明らかで、この人が犯人と言われても驚きはしない。

【犯人と言われても驚かない理由】
検察にてCCTVを見た際、宅急便姿の男性を見て明らかに驚いていたから、、。
私はこの宅急便の人=自分(秘書)で、証拠がCCTVに映っているのに驚いたと思ったが、そこは不明というか犯人かどうかは私は分からない。それよりもソクジュと日本料理屋さんで会った際に電話が掛かってきて「会長」と呼ばれる人間と話すのです。この会長が殺されたパク専務の父親なのか、はたまた別の会長なのかは分からないが、こんな会話をします。

・検察での調査は終わった
・他に問題はなく、そのようにまとまると思う。
・はい、速やかに終わらせます。

明らかに電話で話した「会長」の指示をあおぐ秘書なんですよ。今までの恨みで財閥2世のパク専務を単独で殺したとは思えないのだ。かといって、「会長」がパク専務の父親で余りのバカ息子に耐えかねて殺したって話も、、、ど、、どうなんでしょうと思う。
でも秘書の言った言葉「速やかに終わらせます」がソクジュの弁護士としての正義にスイッチを入れたのだと私は思っている。それくらい重要な言葉だと私は思っている。私の中ではソクジュがチョン・ヘリョンの弁護をするには、それなりの理由が必要だったと思っていたし、私自身、彼女を弁護する理由を知りたかった。

ソクジュは様々な矛盾からパク専務の財閥に利用された事に気付き、やっていない殺人を運命と受け入れようとするチョン・ヘリョンを助けたいと思った、、これで十分な理由になる。

遡ることソクジュと秘書、、、この方のお名前はキム・ハクテ秘書。国家情報院出身とソクジュのスマホのデータには入っていますね。この2人の日本料理屋さんでのシーン、何でソクジュは招かれたのでしょうか?

ソクジュへのお見舞いの言葉も有り、一方ソクジュからは「何かありましたか」と尋ねるが殺されたパク専務の秘書が語ったのは
・検察に参考人として呼ばれた(周囲に怨恨関係の人はいないか問われた)
・容疑者は溢れかえるほどいる
・ヨンア(裁判が終わった日に行った高級バーの女の子)は妊娠していた。
・ヨンアの男友達が専務が殺された日に殺害現場の家に来ていた
・その男がCCTVに宅急便の男として映っていたのを確認した。

ソクジュには検察でCCTVを見せられたことは一言も言っていませんね、、、。秘書の目的は、ソクジュにCCTVの宅急便の男を検察に調べさせることだったのだと思うのだ。
現実に
イ検事にソクジュが「宅急便の男を調べろ」と言う
   ↓
担当検事に伝わり、調べる
   ↓
宅急便にお兄さんが検察に呼ばれる
   ↓
その前に警察の強制捜査で宅急便で働いていると確認。
(この配達のお兄さん、検察では2ヶ月前から働いていると言うけれど、警察の強制捜査では会社の人は1ヶ月と、、、微妙にズレ)
   ↓
秘書の部下(手下)と言われる人が宅急便や宅急便の配達の人に手を回した模様。配達のお兄さんワイロを貰って帰って行く。(1ヶ月前から働いていると口裏をあわせてもらったと手下は秘書に報告)
   ↓
秘書は手下に宅急便のお兄さんを暫くどこかに隠すように伝える
   

こんな感じで事は進んでいきます、、、。
ソクジュは、CCTVに映り込んだ宅急便のお兄さんが犯人ではなくて、単に宅急便の配達であるという証拠を確かなものにする、即ち犯人はチョン・ヘリョンだという証拠作りの片棒を担がされたことになります。或は、チョン・ヘリョンが罪を運命だと思って受け入れるしか道がないようにする片棒を担がされたか・・・

点を点を結んで線にするようにソクジュは考えて秘書と日本料理屋で会った日にメモした
・キム・ハクテ
・妊娠処理
・ルームサロン
・宅配
・速やかな処置
その中かの「速やかな処理」に引っ掛かり、ソクジュは秘書に電話を入れるのです、、、で、秘書が言った言葉が

「そうでなくてもお知らせしようと思っていました。
調べてみた所、そいつは1ヶ月前から働いていたのは事実だそうです。あのCCTVの件です。」

って変じゃないですかね―――。
ソクジュは「速やかに処理」をヨンアの妊娠の件ではなく、真犯人の証拠隠滅及びチョン・ヘリョンを追い込むことだと気が付いていく・・。それは検察や弁護士の量刑取引や裏切りには、そう驚かず冷静な態度だったソクジュの正義にスイッチを入れるには十分だった、、、と思うのだ。


そいつは1ヶ月前から働いていたのは事実、、、だったら、宅急便の配達をしているヨンアの男友達が疑われないと変なのだ、、、、と思うが真偽の程は、ドラマで明らかになって行くのだと思う。あくまでも私の推測と感じたままの呟きです・・・













cookpine at 23:52|Permalink

2014年05月19日

正義とこの先ついて考える



「改過遷善」が一般的に言われるあらすじは
急に記憶を失うことになった巨大法律事务所のエース弁護士が自分の人生を振り返しながら新しい人生を送り始めるヒューマンドラマ・・・こんな感じなのだと思う。
しかし、自分の人生を振り返り、弁護士の姿で世の正義を追求するのがこのドラマの本質でもあると私は考えるのです。人の平等や、、今、韓国で言われている安全もそうかもしれない。


6話では、検察内での捜査のずさんさ、、、。ドラマでの分かり易く描いてくれていると思いたいし、それが今の韓国の姿とは思いたくはないけれど、現実に近い姿であるならば誰を信じていいのか分からない事になってしまう。


ここまで私の中では弁護士が「正義」を追求するのには非常に違和感を感じていた。自分でも笑ってしまうが、現在の日本では(特に刑事裁判では)弁護士は被疑者、被告人の人権を守る事が仕事であり、無罪有罪と何が正しいのかを判断するのは裁判官なのです、、、。だからと言って何をしていいわけではない。偽証や存在しない証人を作り上げるなどは違法なわけであるが「改過遷善」でのソクジュは弁護士として何をそう進むのだろうと興味があった。


日本と韓国は少し違うんだなーーと感じる・・・
日本ではドラマのような検察の腐敗、、「あの検察官は話の分かる人だから、、、」なんて有りえないし、あったら絶対に許されないはず。お金が有無にかかわらず「悪」は「悪」と、、、、うーーん、まあ世の中には理不尽と思える事もあるけれど、「改過遷善」のドラマのようなことは無いと思うのだ。
今日、韓国の朴槿恵大統領が旅客船セウォル号沈没事故を受け、国民向け談話を発表し、その中で謝罪した。それに対してではないのだが、朴槿恵大統領が以前に謝罪された際のこの先の展望が衝撃であった。それは国民の安全と命を守れるように長年、黙認されてきた誤った慣行や官民の癒着、公職者らの問題点についても改めると宣言した内容であったが、その黙認されてきた事の存在が私的には信じられないのである。


「改過遷善」は、いい意味で日本のルールや常識から離れて視聴すべきドラマだと思う。私などは、殺された財閥2世のパク専務がチョン・ヘリョンへ借りていた家で2人が遭遇して云々と言われているわけで、そんな場所に裁判が終わったからと1人で荷物を取りに行く方もどうかしている、、と思うタイプでして(笑)でも、そういう視点じゃないんですねーーー。無罪なのに有罪としてどんどん身動き取れなくさせられる事が問題なのであって、
チョン・ヘリョンの細かい点は見てはいけないのだ。日本でも冤罪や捜査での問題を耳にする事は有るが、でも今生きている中で安心、平等、正義で「それは違わないですかねーー」と実感する事は無いような気がする。その感覚の違いなのだと思う、、、本来あるべきものを追求するのが「改過遷善」の正義なのではないかと思うのだ。


そういう正義であるならば、水戸黄門のように世直しの為にどんどん突き進めばいいと思うのだがどうだろうかーーー。


突き進めばいいと書いておきながらだが、個人的「改過遷善」のソクジュへの願いは記憶を取り戻してほしいのである。と言うか、絶対に取り戻すと確信している。今までの自分に戻り「顧みる事」が大切なことであって、ただ正しい道を進むでは少々浅い気がするのである。それに記憶を取り戻す苦しみを味わっているソクジュには申し訳ないが、もう1度、記憶が戻り自分を振り返って苦しむソクジュを見てみたい!そこかいっ・・
(こんな性格の悪い管理人も私以外にはいないかと思いますが(笑))











cookpine at 10:23|Permalink